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名刺代わりの小冊子 [黒十字療養所出版部]

中綴じ小冊子チラ見せsyukusyou.png
表紙&表紙裏

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「やみのいろ」の一部

中綴じ小冊子チラ見せ1syukusyou.png
裏表紙裏&裏表紙

チラ見せ。
サンプル画像と呼ぶべきか。

2020年文学フリマ東京、現時点では出るつもりで2ブース分のスペースの支払いも済ませ、
準備を進めているところです。
そうは言ってもどうなるかわからないけれど……。

B5サイズ・フルカラー中綴じ小冊子、
『名刺代わりの小冊子』
仕上がって手元に届きました。
フルカラー&オフセット印刷(オンデマンドではない)&マットコート紙を使った、
中綴じ印刷小冊子を作りたかったのだ。
このくらいのサイズ感と紙質が、
ごろごろしながらちょっとしたものを読むのにも心地良い、手に馴染むと思っているので。

フルカラーなので印刷会社も相当吟味しました。
まず、チラシや栞や名刺や絵葉書やポスターなどを、それぞれにあちこちで刷ってみて、
色の出方を比較検討した。
その結果、この色の出方なら間違いないぞ、という印刷会社を見つけられて良かった。
(奥付に印刷会社を明記しています。)
ちなみにこないだ、お試しポスターをブログ上で掲載した印刷会社ではない……。

カラーに関しては、想定していた色味で希望通りに刷られてくることって、
実はけっこう奇特です。
仕上がって手元に届いたカラー印刷が本当にきれいで、
納得の出来栄えで、本当に安心しました。良い感じだ……とても良い感じだ。

実際に紙に刷られて右綴じ小冊子になった物を見てみると、
画面上で見えていた時と見え方も違い、
ここはこの線で揃えたほうがきれいだったな……というデザイン部分も。
ただしそれも「この背景画像に文字がかからないようにすると、この位置」とか、
「見映えと読みやすさを比較して読みやすさを選んだつもり……」とか、
なんらかの事情があったのを思い出し、
まぁそこは……と自分で採点を甘くして、喜んでいます。

表紙・背表紙込みで総20ページ。
表紙裏等、すべてのページに何かしら書きこんであるので、
無地や白紙のページはありません。

文学フリマには私の作品を知らない人も当然たくさんいる。
そういう方々がパッと見て、なるべく手に取りやすい形態と価格帯で、
提供できる冊子を一種類は用意しておきたかった。

小説家・中里友香を知らない人に、
自己紹介するには何を読んでもらうのが手っ取り早いか。
小説作品より敷居の低い読み物、として──
これまでに発表してきたエッセイやコメント等、
また既出作品に対しての、補足情報や編集後記等を収録しました。
十年以上前に私が旅先でせっせと撮ってきた写真なども数点、載せています。
チラ見せサンプル画像の一番上右にある紋章の写真や、
一番下右にある聖堂のステンドグラスなど、旅行先で撮った写真の一部です。

発表済みのエッセイやコメント等のなかには、
雑誌に小さく掲載された、数ページにも満たぬ文章で、
今ではバックナンバーを見つけることさえ難しいものもある。
私の作品を熱心に読んでくださっている読者の方々にも、
なんらかのニーズを補う形になればいいな、と。

この小冊子でも載せている風景写真一点を、
フルカラーポストカードにして付録にします。
(ポストカードは違う印刷会社で刷っています。)
その絵葉書付録こみで、文フリイベント価格580円で出す予定です。

文フリの後、Boothで通販もする予定でいます。
そのときにはBooth既定の送料が別途かかるのと、
Booth取り扱い手数料(Boothが利用料として徴収するもの)相当を、
商品価格580円に加算します。
送料はBoothの場合、いくつかの商品とまとめて購入すれば、
一回分しかかからない仕様のはずです。

小冊子目次抜粋.png
『名刺代わりの小冊子』目次部分抜粋


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