残響のテロル最終回、
な?
……っていう終わりだった。
ナインとツエルブの時間がないとかいってましたが、製作側が時間がなかったか。
後半3回くらい、ナインとツエルブの関係性やら何やらぜんぶ途中で投げちゃった感じがすごい。
空港の事件以来、製作側の力尽きた感が。

初回のとぎすまされた濃密さと比較すると、
最終回の、すかすか、もう適当に片付けちゃおうぜ……っぽさが歴然としていて。
同じ内容でも、もうちょっとこう……見せ方が……。
これ投げやりすぎる……もったいない。
VONの種明かしとかもう、あんなだったら、いらなかった……。
慌てて伏線回収するなら、無理に片付けなくても良かった。

……んでもって、観覧車かと思ったアンテナ……電波研究所だったのは、当たってました。
が、観覧車とアンテナ……あれ関係性あるのかないのか、
初回から原子力発電所がちょくちょく織りこまれていたから、
チェルノブイリもなぞらえていたんだとしたら、
そこ、もっとクリアにやってほしかったなああああ。
(ふつう観覧車とアンテナみてチェルノブイリかっ!って察する人いないし。……ってことはやはり違うのか?)

ひょっとして当初作ろうと思っていたことが、
色々、現実の場所とリンクさせることで難しくなって、
製作途中で方針の変更を余儀なくされて、
最後、ああいう無茶苦茶な妥協ラインに落ちつかざるをえなかったんだろうか。

そもそもハイブがなんでリサを拉致るとき観覧車を選んだか、
ツエルブがどうやって観覧車を突きとめたか、
全然でてこなかったけど。
――小さい時、施設のでっかいアンテナを見ながら「観覧車みたいだね」
「観覧車ってなに……?」
「本で出て来たじゃないか」
みたいな夢見がちなやりとりをして、
「いつか一緒にここから出て、3人で観覧車に乗ろう」
……とか約束してたことでもあったんだろうか。
進撃のエレンとアルミンの「海……?」のやりとりみたいに。

そういうシーンが出てこないことには、さっぱり意味不明だった……。