羽生選手の演技、すごかった!
ショートは完璧、天衣無縫、フローレスでも、
ロングプログラムになるとスタミナ切れ気味になって、ややShakyになりがちだったのに、
ケガ復帰後のオリンピックで気迫も演技も渾身の出来栄え!

うっはー、これまったく問題ないわ……危なげがない!
と、次々に繰り出されるいろんなタイプの四回転やコンビネーションを見ていたら、
後半、やや危なげになったジャンプの着地が2回あったけれども、
良く踏みとどまって、転倒ゼロです。

そもそもスケーティングが超キレイだしな!
スピードは有るし、スピードが出ているのに演技が雑にならない。
どんなビッグジャンプを飛んでも、スピードが落ちないし、エッジが深くてきれいに斜めってる。
後半になると多くの選手が大抵、疲れが出てきてスピンがぶれ、完璧な円というよりは、
ループ状にぐるぐるまわるようになってしまうことも少なくないのに、
精密機械のように円を描くスケートの刃よ……。
(第1グループに残っている精鋭の選手陣は、皆このへんが甲乙つけがたいレベルですが。)

普段は柔和なイメージの羽生選手ですが、
演技は見ていて毛が逆立つみたいな、カッコよさがありましたね。
見ているこっちが、いま静電気帯電していてパチッとなりそうな気がするやつですよ。
あ、でたトータル得点317.85!