SSブログ

予想の斜め上 [や行]

輪るピングドラム#23。

たぶん次回が最終回だと思うんだが、予想がつかない。
毎度、少しずつ予想の斜め上をいく展開。

基本的には、ようく考えてみると、
最初からほぼ同じ事を繰り返しているだけのストーリーなのにもかかわらずだ。

つまり、
→ひまりが死ぬ、あるいは死にかける
→冠葉と晶馬の双子の兄弟が奔走しまくり、なんとか妹のひまりを蘇らせるあるいは助ける
→代償にひどい重荷や責務を負い、犠牲を払う
→ひとときの『平凡な幸せ』ごっこ。その水面下で……

この繰り返し。

本当は双子じゃなかったり、妹じゃなかったり、偽装家族だったり、
あの人がテロの被害者だったりこの人が加害者の身内だったり、
イケメンの医者が幽霊だったり首謀者だったり、
もうなんかいろいろ暴かれつつも、基本はこの繰り返し。
この繰り返しの合間に、おのおのの秘密や素性や動機や本音が明らかにされていく。
至って単純な展開。

その流れの中で、各自の負荷やひずみが徐々に大きくなってきて、
もはや主要登場人物たちは、殆んど救いの手が付けられない状況にまで陥っているわけだが。
場面の見せ方と、演出のおかげで、もうどうなるのか、
最終回まできて、さっぱりわからないや。楽しみだ。
トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

トラックバック 0