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書き下ろし小説『隣の客はよく柿喰う客か?』連載第2回配信開始@note [黒十字療養所出版部]

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2023年1月29日、書き下ろし連載小説『隣の客はよく柿喰う客か?』
第2回目の配信を開始しました。
https://note.com/blackcrosssanat_/n/n30a25319806e

第1回目から読まれる方はこちら
https://note.com/blackcrosssanat_/n/n6f4cf32b6fc9

小説を画像で埋め込んでいるので、画像画面を拡大して右クリックで次ページへ。
もしくは、第2回連載分のPDFファイルを、今回配信開始したnoteの記事の一番下に添付していますので、PDFファイルで閲覧してください。

隔週更新予定です。

今回、出そろった面々でしばらくは話が進みます。
(あと2~3人の主要登場人物が居ます。登場は中盤以降かな。)

noteの目次の設定の仕方がいま一つ分かっていない。
今のところはただ記事を付け足している。
連載回数が重なってきたら、目次表示ができるようにしたい。

noteで長編書き下ろし新作小説2023年1月15日より連載開始 [黒十字療養所出版部]

2023年1月15日、書き下ろし小説をnoteで連載開始いたしました。

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■note
https://note.com/blackcrosssanat_/n/n6f4cf32b6fc9
タイトル『隣の客はよく柿喰う客か?』

■文章を縦書き画像で埋め込んでいます。
(ALTに全文を入力してあるので、読み上げ機能は問題なく使えます。)

画像をクリックすると読みやすいサイズになります。
続きのページは右の矢印をクリックしてください。
左の矢印をクリックしたくなるのですが、noteが横書きを想定した仕様になっているため、続きを読むには右側矢印のクリックとなります。
「この続き:164文字」と自動表示されますがこれは正しい文字数ではありません。画像で原稿を埋め込んでいるためで、実際はもっとあります。

■隔週更新予定です。

note未登録でも購読できます。
ぜひ読んでいただけますと嬉しいです。

noteを使って連載するのは初の試みですので、応援していただけますと嬉しいです。
noteにこだわりがあるわけではないので、他にもっと使い勝手の良いこの手のアプリが有ったら知りたい……。

■内容は商業出版に劣るものではないという自負がありますが、一点、不安があるとするなら校正を通していないことです。万一、誤字脱字変換ミス等がありましたら
https://blackcrosssanatoriummailform.jimdofree.com/
まで連絡をいただけますと嬉しいです。

──あ、表記ゆれは指摘してくれなくて大丈夫。概してわかってやっているので。

追記)ブログタイトルに2013年~より連載開始などと書いていたんですけど、2023年です。修正しました。2023という西暦が感覚的に近未来すぎで、まだ馴染んでないんで……。

追記2)小説文面の画像を拡大しても、なお文字サイズが小さくて読みにくい場合のために、連載の末尾に第一回連載分のPDFファイルを添付しました。必要に応じて、PDFファイルで閲覧してください。


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*予告*noteで書き下ろし小説の連載を開始します [黒十字療養所出版部]

400字詰め原稿用紙換算枚数500枚ちょいの長編を、noteで来週から連載開始の予定です。

この小説の前身となる話を、400字詰め原稿用紙換算で250枚くらいの小説に書き上げたのが十年くらい前になります。

『カンパニュラの銀翼』でアガサ・クリスティー賞を受賞する前に書き上げており、商業出版で出せないか模索しましたが、良い線まで行くけれども(文学賞の最終候補とかね)なかなか出版までこぎつけず、寝かしておいた題材です。

この題材や登場人物をもう少しきちんと書きこみたいな……と、暇を見つけては思い立って、書き足りないこと、書きたいことを入れて書き直し、いちど原稿用紙換算枚数450枚くらいで完成させました。
そこでまた商業出版で出せないか検討しました。

大体、良い線までいくのですが、担当編集者が「良いですね」と言ってくれ、編集長に回し、あるいは編集部の編集会議にかける。そこでも「良い」と言ってくれて、広報に話がまわります。
ここで「NO」を食らうんですよね。
過去に出した私の本の売れ行きを鑑みると、リスクは負えませんね……という回答を。

これはもう商業出版で出すのは諦めよう……。
作品の質が劣るとかの問題じゃないので、私には働きかけ方がわからない。

商業出版で出すのでないならば、ちょっと遠慮していた部分、作中で触れるのに躊躇したトピックも、この際、もう少しだけ……。

という感じで、現在のページ数にまで至った小説です。
私の既出の著作物で比較すると、『コンチェルト・ダスト』より長く、『みがかヌかがみ』よりは短いです。

舞台背景は昭和24年秋、GHQ占領下の日本です。
ジャンルはやや純文寄りの幻想小説になるか。

商業出版での書籍化を今少し模索したい気持ちもありましたが、なぜnoteで連載することに決めたかというと、一つに、ちょっとだけシベリア抑留の話に触れる部分があるんです。
登場人物の一人がシベリア抑留から生還した人間なので。
その「ちょっと」を書くために無論かなり調べもした。

今たしかシベリア抑留を題材にした映画が公開されています。
「付け焼刃で、その映画を見てちょっとお話に取り入れてみたんだな」と思われたりしたら、さみしいかなぁ……と。
シベリア抑留は作中のほんの一つの例で、
「この案件、この題材、私は10年以上も温めていた……」
と、いくら吠えても、引き出しにしまっているかぎりは、お話にならない。
もう発表するほうが得策では、と思える瞬間が少なからず有ったからです。


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