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いやな質問=いい質問 [あ行]

2012年11月24日から発売中のSFマガジン(2013年1月号)に、
中里友香インタビュウとしてインタビュー記事が載っています。

このインタビュー、書面(メール)でやりとりしたのですが、
結果的に、掌握小説ぐらいの量をみっちり私めが語ってます。

それがもうなんていうか投げかけられる質問が実に、
いやな質問――なんですよ。

内角深く切りこんでくる、いやな球種のストライク!

答えにくい質問は答えないという手も残ってはいるのですが、
答えにくいからと、見逃しをしていると、どんどん追いこまれるのは自分だけなので、
詰む前に一つ一つきっちり対応していくしかない、という。

簡単には対応できない嫌な球種ってのは、
要するに、すごく優れた球筋なわけですよ。
いちいちもって、良い質問。

よく映画とかで、ありませんか。
核心をついて厄介な質問を無心にしてよこす生徒に向かって、教師が言いよどみ、
「・・・・・・いい質問だ。あとで教官室に来たまえ」

級友にくすくす笑われて、主人公が教官室に参ずると、
先生が、教師と生徒としてではなく、一対一の人間として、

「知りたくば、この発禁本を読みたまえ。ちなみにこの件に関しては今後一切、他言無用」

と真実への鍵を渡してくれるという。

で、のちに先生は真実を主人公に漏らした罪で、
当局に殺されたりとかして、(真実に近づいた主人公をかばうためにね)
主人公は先生の遺志を引き継いで、なんかいろいろ大変な目に自ら巻き込まれていくんだよなあ。(遠い目)

興味のあるかたは、お手にとって読んでみてください☆

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