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字幕≒タイポグラフィ [最近のお気に入り]

日本では字幕職人とかいて、効果音のように字幕が駆使されていて、
この技術は英語圏ではあんまり見かけない。いっぽう、英語ではタイポグラフィがさかん。
タイポグラフィは、日本ではあんまり見かけない。
ようはどっちも同じ理屈の同じ遊びなのか。

Citizen Cope - Let The Drummer Kick (AFX)
http://www.youtube.com/watch?v=xAuQmJzt_q0

↑単に、文字を音にあわせて遊ばせるだけでなく、
各語意にぴったりの工夫された演出がいい。
曲中に出てくる「incarceration」は、投獄・幽閉の意。


Inglorious Basterds Typography (Fix'd)
http://www.youtube.com/watch?v=h4DF6nl2zwU&feature=related

↑「イングロリアス・バスターズ」、やつらのもうなんだかデタラメな悪党ぶりが!
台詞に出てくる「disembowel」 は「~から臓物を取り除く」です。ぐはっ。
タイポグラフィの後半になるにつれて、
……「Us:我々」が、「US:米国」に見えてきちゃいはしまいか。


【コードギアス】最終鬼畜仮面ゼロ 
http://www.nicovideo.jp/watch/nm4917043

↑これ、画つきがYoutubeにUpされてるみたいだけど、
こっちの字幕……つか弾幕のみのインパクトのほうが、私には強烈。


【極】戦闘的薬売り
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1555751

↑これはもう字幕もタイポグラフィも関係ない。
ただかっこいい。リピしている。
ぬこ好き薬売りの話は、一期の化猫のほうが、二期のモノノ怪より断然好き。
二期は絵に懲りすぎて、内容がどんどん薄っぺらく、共感しがたくなる。
ひきかえ一期を見終えたあとは、ずしんときたよなあ。

たぶん、一期では薬売りさんが化猫にぶっとばされて昏倒し、
そのときに化猫を成した姫にそっとやさしく頭をなでられ、
化物の真(まこと)と理(ことわり)を見させられる。
その過程がいいんだ。
二期では薬売りが、いつでも必ず強くて、いつでも訳知り顔に悟ってて。
超越しすぎてるから、隙が無さすぎで入りこめない。
とはいえ、こうやって動画で見ると、ほんとに目がまわる美しさだなあ。
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