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注目の新人たち展@銀座人形館 [ニュース]

友人に人形作家の卵がいたのですが、
今回めでたくプロ作家デビューしました☆
作家名「たまき」といいます。

高校以来の友人で、高校時代は一緒の茶道部でした。
お茶室で、御点前の練習もそこそこに、おしゃべりをしていた記憶が……。
(話していた中身は、今も昔もさほど変わらない気がしないでもない。)
クラスは違いましたが、古文の授業は一緒でした。
古文じゃないけど、教科書に載ってた中島敦の「山月記」に、
いい話だよなこれ!
と共感しあった記憶が。
また、リヴァー・フェニックスが死んじゃったよ、とか話したりして、
まあ、ここに書けることはそのくらい(笑)

わたしの身のまわりには、
クリエィテブなエリアに興味や造詣が深い友人が、わりあい多いんじゃないかと思うけど、
彼女はなかでも一番クリエイティブです。

美大の油絵に進んだ時点で、クリエイティブなのはわかっていましたが、
数年前の一時期、市場にバターが不足したときがありましたよね?
彼女は、「ケーキ焼きたいから、バターつくろっかなー」
って言ってました。
バターって普通つくるもんじゃないよ、買うもんだよね! 

新人展は7/1金~7/7木まで、銀座でやってます。
銀座人形館には、ほかにも人気作家「恋月姫」さんの人形なども展示されていました。

(恋月姫作の人形には一体240万円の値段がつけられていました。
アンティークドールも、さらっと百万単位。
増産品じゃない一点ものですしね。一点、つくるのにかかる手間暇を考えれば……。
すべてがそんなにお値段張るわけではなく、十万円位からあります。)

展示といっても、ただ横に並んでいるのではなくて、
家具調度からすべてその部屋だけみっちり美空間。
どっかの富豪の、美しいものたちを集めた、秘密の隠し部屋。
人形と妖精と悪魔とが、仲良く暮らせそうな風合いの一室です。

「たまき」作のお人形は3体展示してありますが、
その中の一体を載せさせていただきます。
(作者の許可はとってあります。)
携帯で撮ったから写真がちょっとイマイチなのは、ごめん。

球体関節人形です。
北欧の素朴な女の子をイメージしたようです。
彼女のお人形の特徴は、球体関節人形に、自然な温感がある、というとこかなあ。

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わたし的には、民族調の帽子と、目元と、肌のほんのりした色合いが、まことに自然でかわいらしく。
北欧じゃないけど、ちょっと「フランダースの犬」のアロアを思い出しました。

「たまき」のTwitterアカウント
https://twitter.com/tmkrond
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