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もとはマドンナの新曲「マスターピース」を探していたんだ [最近のお気に入り]

少し風邪をひき、だらしなく3~4日きっちり寝込んだりしていて、
(インフルでもないのに!)
おかげで今週末に計画していた国内旅行の予定がオシャカになり、
元気を回復してくると、やけに惜しく感じられてくるのである。

嘆かわしさを解消するために、はっちゃけるほどまだ体力を挽回しきれもしないわけで、
おもに家でダラダラすることに務めていると、まあ、Youtubeとか漁っているわけです。ありがち。


四季ノ唄 nujabes & MINMI

「サムライチャンプルー」は好きだったアニメシリーズの一つなわけだが、
エンディングでかかるMINMIの歌う「四季ノ唄」ってのが素敵で。
nujabesの曲が元となっているのだが、
このnujabesが、2年ほど前に交通事故で亡くなっていた、
とかいうのを今知る羽目になったりもするわけです。
(30秒付近からサムチャの映像にかわります。)
いつ見ても何度見ても殺陣がとにかく見映えがする。
強い!



t.A.T.u. - All About Us (Uncensored)

Youtubeはマジで懐メロの宝庫。
t.A.T.u. の- All About Us (Uncensored)のPVって、こんなんだったの。今更だけど。
ちょい「ニキータ(映画)」っぽい。

英語の歌詞だし、おそらくロケ地はアメリカ西側・LA近辺。
なのに、或いはだからこそ、ぬぐいがたくみなぎってくる、
この東欧発(つかロシアン)な空気感。




Eminem - Lose Yourself (8 mile)

Eminemって本当にそんなにすごいの?
と以前、帰国したての頃、友人に聞かれたことがあり、
たしかに「今全米NO.1」とかいう日本のふれこみって、大概が大げさなのである。
いやべつにそんなじゃないよ、というのが常だったのだが、
Eminemは日本で「Eminem旋風!」と言われたとおり、
それ以上に、当時すごい人気だった。

私が帰国するくらいに、空前の大ヒットになっていて、
車を運転していると、みんながこの曲をかけているわけです。
運転中にラジオってのは、けっこうちょくちょく変えるものなんだけど、
皆、チャンネルを変えている最中にEminemのこの曲がかかると、
おっ! と聞き入る。
車が赤信号で停まると、ものすごくチャンネル数の多いアメリカのラジオなのに、
みんな同じ曲を聞いてるのよ。
車の窓から、大サラウンドなのだ。
店に入ると店でもかかってる。どこでもいつでもEminemのこの曲が流れていました。
黒人発・黒人のための音楽を、白人がやったことで、良くも悪くも偏見なく広まったんだと思われ。

「8マイル」って、発禁ワード連発だし、暴力だらけ、一見すごいR指定な荒れてる設定みたいだけど、
超絶真面目で、信じられないくらいまともな映画です。

暴力にあふれて、貧しく学もない住民たちの多く住む治安の悪い界隈で、
母親はアル中だし、黒人だらけの環境に主人公は白人で、
浮きまくる。道を歩けば絡まれる。
みんな野心も野望すら持ちようなくて、
真っ当に生きたくとも、殺伐とした日常にあって。
そんな主人公が昼間は工場で働きながら、ちくちくと詩をかきため、
そうこの現実から抜け出すためには、ただラップだけ!
夜になると黒人だらけのライブハウスにくりだして、挑むのである。

好きになりかけた金髪の女の子は、町を出る夢を見たところが貧乏につけこまれ、
ひどい目にあわされかける。とかまあ、一から十までさんざんな展開の連続なんだが、
最後に自分の才能と度胸を信じて、主人公は勝利への切符を勝ち取るのだ、
という、すごい地味で、堅実な映画です。
(この金髪のガールフレンドを演じた女優さんも近年、若くして亡くなりましたね。)

主人公はポンコツなトレーラーハウス(親元)に住んでいるのだが、
近所には、ぼろい空家が建ちならんでいる。
その廃屋は、しょっちゅう身近な少女が連れこまれ、レイプされ、
あるいは麻薬がらみの犯罪の温床になっている。
にもかかわらず、行政はきちんと廃屋の管理と整備をしない。
焼こうぜ。
んな家、焼いちまおう。
と、仲間といっしょに廃屋の家々に火をかけるのが、印象に残っています。
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