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永年花丸で [あ行]

続刀剣乱舞・花丸、とても良かった。

作画は、初回のずば抜けて綺麗な感じを除いては、
お……何が有った? 軽い事故?
みたいなバラツキがチラホラと最後まであったにもかかわらず、
そんな些細なこと気にしないんだもんと言い張れるほど、
内容の勢いと、テンポの良さと、
原作ゲームリスペクト要素がふんだんに盛りこまれた愛に溢れていて、
毎週毎週、楽しかったです。

3期を切実にやってほしい、既に今から心待ちにしてる。

もう花丸は、サザエさんとか、ちびまる子ちゃんとかみたいに、
永年やってくれていいんでは。
べったりずっとやってると有難味がなくなるかもしれないので、
今みたいに、一年に一期のペースで我慢する。
だから永年、深夜の時間帯に放送してください、ほんと。

基本、人殺しの道具であり、美術品だったり御神刀だったり、権力の象徴だったりした刀剣男士が、
人間の真似事に勤しみ、あれやこれやと日常の課題に向き合いながら、
日々を満喫して暮らしていく仲良し描写に尽きるわけだ。
そこに原作ゲームの設定を活かした、ややスパイスの効いたパンチの強い描写がまぎれこむ。
その塩梅が良いので、お茶の間の時間帯ではなく、ぜひ今くらいの時間帯のまま、続けてほしい。

個人的には、
第一話・睦月(源氏の重宝回)、
第五話・皐月(ふさいでる加州清光に、山姥切国広が桜の樹の下で、的確な助言をする回)
第九話・長月(水鉄砲で手合わせ回)と、
第十一話・霜月(懐を求める信濃+九曜と竹雀のえにし……燭台切光忠が遂に出陣したね)
……が特に好きで、録画を繰り返し見ています。
原作ゲームで玉を集めたり戦力拡充したりながらな。

第十一話に出てくる伊達家の門は、小金井公園にある伊達家の門*を下敷きにしてますよね?
小金井公園には江戸東京博物館たてもの園がありますが、
江戸東京たてもの園が出来るよりもずうっと前から、伊達家の門は移築されて小金井公園に在る。
近隣の学校の小学生は高学年になると、
写生会のときに、小金井公園まで繰り出して、あの伊達家の門を描かされるのよね(経験者)。
各自ビニールシートを敷いて、みんな正面から描きたがるから、
写生時間は限られているし、場所取りの瞬発力が肝だった……。

花丸1期は青江&粟田口の怪談回と、粟田口48の話をくりかえし、見ていた記憶が。
今期の続・刀剣乱舞花丸のほうが、1期よりも色々とテンポが良かったというか、
ちゃんと突っ込みが居た……
おかげで概してより一層、スムーズに楽しめた。
ただエンディングの絵に関しては、当初わたしは拒絶反応が凄くて、
猛烈に一期のアニメーションが恋しかったです。

……2期のエンディングの絵はなんていうのか、
アジア系のお土産屋さんにある古いブロマイドみたいなテイストに見えて、非常に苦手で……。
でもだんだん微妙に路線が変わってきたと言いますか、
アニメ画との落差が違和感なく見られるように修正されてきた気がする。
いま見ても、今期花丸の当初のエンディングは、思わずリモコンに手が伸びるが、
後半は拒絶感がだいぶ和らぎ、むしろ結構、好きになれました。

なお私は、大和守安定のポニテで新選組の羽織をきちんと着込んだ、
当初の袴姿が好きなため、
うちの本丸では、安定を極の修行に出していません。
無論とっくにカンストしてはいる。

今期の花丸を見て、極の修行に出したくなり、現在猛烈に迷っている。
グラブルみたいに、極める前後の衣装や立ち姿を、
プレーヤー(審神者)が好きに選べる仕様にしてくれたら嬉しいのだが……。

*伊達家の門
小金井公園の伊達家の門は、伊達家が建てた門ではあるが、
江戸時代の伊達家の門ではなく、大正時代のものらしい……。
今、知った……。


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