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Re; レクイエム [ら行]

コードギアスR2をようやく最終回まで見直し終えました。
私は、米国版のDVDを購入したので、
4月中旬にようやくDVDの最終巻(Turn20-Final Turn25)が、新発売に。
日本の発売と一年遅れになるのか。
それをやっと見終えた。はぁ。

私はもともと、オンタイム放映でちゃんと見だしたのはTurn24。
当時、9/17に受賞作が出版されて、やっとひと段落ついて、
見てみる猶予ができたときには、残っていたコードギアスのエピソードがあと2つ……という。

どんなもんか見てやろっか、という、高圧的な態度で臨んだものの、
最終回には、絶句……(良い意味で)。

すっかり打ちのめされ、
ナナリーが全てをわかった瞬間に、わたしもなんか
「っこいつはすっごいや」
と理解した。なんで最初から見てなかったんだバカ。

最終回を見た上で、一から見たので、
どれだけ話が複雑に展開しようとも、一見、脇にそれて見えようとも、
しょっぱなでルルーシュがクロヴィスを仕留めた時点から、縦糸が一本、まっすぐ通ってみえる。
すべて、最終回の布石にみえ、その縦糸をうまく撹乱しつつ、
最後を知ってる私でさえ、まったく先が見えない波乱の展開。
……つまりは非常に見事な構成なのだが、オンタイム放映でラストを知らずに見ていたとしたら、
相当、不安になった気がする。どこに行くんだこの話。

いままでネット配信やレンタル等で何度も見てはいたんだけど、
今回、オーディオコメンタリーを聞いて改めてびっくりしたのは、
最終回のタイトル「Re;」

「Reを接頭語にするいろんな単語を総括するもので、
その単語の補完は各自視聴者が……」

……そうだったの!?

私はてっきり、メールとかの「Re:」に、ちなんでいて、
今まで投げかけてきたものに対する回答、といった決着の意味合いかと。
無論「Requiem:レクイエム」の略でもあるのかと思ってた。
作中でもゼロ・レクイエム、ゼロ・レクイエムって言ってるし。
タイトルがレクイエムだと直喩すぎるから、そこはあえて「Re;」なのかと思ってたのだが、
「ですからたとえばReincarnation(輪廻)のReだったり……」

輪廻。
そこはかとない不安が。
まさかコードギアス3期で、ルルーシュを本気で復活させる気では。
いやだ! 
まあ、そうなっても見ちゃいそうだけど。ルルーシュありきのギアスだし。

かつて宇宙戦艦ヤマトシリーズが、どうでもよくなったのも、
「さらば宇宙戦艦ヤマト」で死んだ人たちが、平気な顔して次の作品にガンガンでてくるので、
盛り上がった分、しらけてしまったから。デスラーなんて実は生きてたって何回やってるんだ。
沖田艦長が出てきたときは、大人の事情を作品に反映させすぎだよ……と悲しくなったもんです。

「Re;」を「レクイエム」と思った人たちが多いのか、
それとも曲のイメージにあうからなのか、
「Requiem for a Dream: レクイエム・フォー・ドリーム」という、超絶欝映画のテーマ曲
http://www.youtube.com/watch?v=e2Ma4BvMUwU
これにあわせて、ギアスのMADが多いこと。Youtubeでいくつも出てくる、出てくる。

ダウナーな中毒性のあるこの曲は、
ロード・オヴ・ザ・リングの「二つの塔」の映画公式CMにも使われていましたっけね。追記

パチンコ屋の前を通っていて、
あ……ヤマトってカタカナだったわ。
と、気付きました。
パチンコ台のポスターが目にはいったかと思われる(覚えてないけどたぶんそう)。
修正しました。
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