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流血写真 [ら行]

この記事、リアルに怖いしすごい。デリケートな人は写真が駄目かもしれません。

http://www.msnbc.msn.com/id/38684639/from/toolbar

メキシコのドラッグカルテルをめぐる、ギャング抗争がらみの事件の写真なのだが、
内通者から寄せられた写真が、ネットに上げられ、事態が丸見えに。

テレビや新聞などのメインなメディアも、
報復やら、面倒に巻き込まれるのを恐れて、
ドラッグがらみのギャング抗争の事件を報道したがらない。

写真は2010年6月、知事候補とその側近らがギャングに殺害されたもの。
そのごくごく内輪の人間しか知りえない、内幕の現場写真。

それがネットに浮上というわけだ。

http://www.blogdelnarco.com/
↑本家のサイトはこちら。
AP通信の記事よりグロイし、メキシコ発、スペイン語です。

以前、私はカリフォルニアのロングビーチに住んでいたときがあり、
ロングビーチからサンディエゴに2度ほど遊びにいったのだが、
行きは良いよい、帰りは怖い。
サンディエゴはメキシコに程近い。

サンディエゴは観光名所でもあるのだが、
ドラッグカルテルの「トラフィック」が必ずといって通過する地点で、
日本の高速でよく見かける、高速代金を支払う料金所みたいな場所が、
アメリカなのにもかかわらず、ずらっと存在している地点があった。

といっても、フリーウェイだから、もちろんお金を払う場所ではなく。
そこは常設検問が敷かれている関所で、
サンディエゴへ出るときはらくなのだが、
サンディエゴから戻ってくる道は、常時、渋滞。
サンディエゴ経由で、メキシコのドラッグが入ってくる通過地点になるため、チェックがきびしい。

私らみたいな、少数で日本車に乗っている、もろ日本人、
サンディエゴのワイルドアニマルパークと、シーワールドに行って来ました!
シャチのシャムーを見てきたです!
というのは、すんなり通してもらえる。

トラックが、とかく手間取る。
(あと、ポンコツなワゴン車とかも危険視される。)

トラックだけレーンが別。
遅ればせながら気がついたトラックの運転手が、急遽トラックレーンに移動したりするので、
無理やり割りこんで車線変更とかするし、
一般のドライバーは、そんな中、ものものしい警官チェックを脇見しながら、通り抜ける。

911テロからしばらく、空港の持ち物チェックも、そうとう神経質で厳戒だったが、
トラック運転手はよくて常時あれなみ、或いはそれ以上。
テロなみに、アメリカ人は本当に、メキシコのドラッグ・トラフィキングにピリピリしてるのだ。

今さら珍しくもないからニュース性に欠けて、いちいち報道されない、リアルに深刻な問題を、
アメリカ・カリフォルニアはマジに「水際」で食い止めているわけなのだった。
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