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最終回、ルシフェルが登場するも無言だったのは、せめて一声!と思ったけど [さ行]

『神撃のバハムート』最終回、面白かった!
30分だけど、2時間映画を見たくらい濃密にワクワクした!

子供の時、単純に何も考えず、
新しい世界と、新しい物語とに超ウキウキし、
テレビにかじりついてワクワクしていた冒険ファンタジーの感触が、ガンガンに蘇りました。

日本人スタッフで固めたクォリティたっけーアニメを毎週テレビで見れちゃうことに、
感謝せずにはいられないほど贅沢だった。
課金ゲー、おそるべし。

広告費に莫大な予算をもっていかれ、
実際にアニメに携わっているスタッフは、雀の涙しかもらえない……という噂の、
ブラック企業も顔負けなほど火の車、低賃金と、悪名高いアニメ業界。

だがこんなにも、課金ゲーで得たお金を惜しみなくアニメ制作に投入するとは。
なんて清々しく正しいお金の使い方なんだ、Cygames!

通常、苛酷な労働は、
働き手が居なくなるがために、
賃金が高く設定されてくるのが世の習いですが、
アニメ業界の場合、わりとブラックなのがデフォルトだろうと、
――やりたい!
――アニメの仕事がしたい!
という、なり手が尽きないので、
皮肉にも環境が改善されないのかも……。

アメリカでは脚本家協会だかが、ゴールデングローブ賞の時期になると、
いつも賃上げ交渉してる気がする。
日本でも立身出世した有名で有力なアニメーターとかが、
労組的な……メーカーが春闘とかやってる、あれ系の立ち上げたりしそうなもんなのにね。

そう先日、友人に話したら、
「日本のアニメ界隈の住人って、率先して権利を主張し、組織的に動くとか、
待遇を交渉するとか、そういうのもともと苦手な性格そう」
あーそっかー。

そんな中でバハムートは徹頭徹尾、胸熱でした。