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ちょっとだけ閑話 [た行]

ラルクのライヴについて続きを書く前に、アニメの忘備録的な。

昨シーズン、面白かったのは断然『ACCA13区監察課』
漫画も面白いが、アニメが漫画の面白さを全く損なわず、
ゆったりとしつつもどこか一点、張りつめている空気感が、だれることなく研ぎ澄まされてました。
あまり多くを語らないが雄弁な登場人物たちが魅力的で、本当に良かった。

今期は、期待していた『神撃のバハムート Virgin Soul』……
あらこれ……一期と基本的に話の筋が全然違うのね……。
一期の、子供の時にファンタジーアニメが大好きだった大人が見てガッツリ楽しい、
大人のためのガチファンタジー、内容もそれなりに大人向けな題材で、
ならず者と金と野望と裏切りが横行する、
小気味良いテンポで進むノリでは、全くないのか……。

脚本家が違うし……大石静はドラマの有名脚本家だけれど、
今回はアニメの台本初挑戦なのでしょうか。
アニメの種類にもよるが、
ドラマとアニメは根本的に見せ場がいろいろ異なる気がする……特にテンポ。
ファンタジーと言っても、こういう、ただキラキラしたファンタジー世界を、
漫然かつ、つぎはぎの展開で見せられたいんじゃないだ私は。

又、今期、期待していた『ベルセルク』2期なのだが、これもう漫画で読んだほうがいいか……。
漫画が名作なのは否応なく伝わってくるのだし。
2期の初回以降、もにょもにょした感触。
以前はマネキンが動いているような3Dアニメであろうと、
圧倒的殺戮(さつりく)と野蛮な世界観、グロでゴアな疾走感に、
3Dアニメ特有の硬さなど気にならなかった。
これが人間ドラマ的な部分にスポットが当たると、
いろいろと違和感が生じてきて、絵のテクスチャーの無理がしんどい。
キャスティングはキャラに合っていると思うので、見続けたいが……。

『進撃の巨人』アニメの2期は、前期に引き続き、安定の絶望感。
ますます嫌な感じの展開になっていくのを、まだかまだかとハラハラしつつ見守ります。

『夏目友人帳 陸』
前シーズンの伍のときに、さすがに五期までくると惰性で続いているだけなのかしら、
作画のクオリティが落ちてます……制作側が力を入れている回と、抜いている回の差が歴然と。
制作側が抜いている回を私自身は漫画で読んで、好きで楽しみにしていたりもしたせいで、
若干がっかり感が否めなかったのですが。
(視聴者の理解力を信じていないような説明や編集が多かったりとか。)
一転して、今回はとても良さそう。嬉しいです。

ラルクのライヴのMCでkenが、
「ライヴがあるとみんなこうして集まってくるやん。けど、ふだんはどこに居んの?」
といった質問を投げかけて、東京ドーム内55000人の観客全員微妙に絶句……
ああはははは……
お茶を濁すようなざわめきが地味に広がりましたが、
「そっか、仕事してんのか」
いや、まあ無論それもあるが、ラルクがライヴしていない、ラルクの曲を聞いてないとき、
ラルク関連のニュースにアンテナを張りつつも、
こちら生きていくためのメンテの合間に、
アニメを視聴したり、刀剣を見に行ったり、その手の計画を練ったりとかしてるんだ……。