カラオケボックスの空調はいつも調節しずらい [か行]
久しぶりにカラオケに行ってきた。
その友人とは15年くらい前には、泊まりがけで夜8時間くらいカラオケボックスにこもり、
食事もとらずジュースだけで、ぶっつづけで歌ったこともあります(無論シラフ)。
2人で交代で歌っていくわけなのだが、当時は入力も液晶画面じゃなかった。
分厚い曲集のページを繰りながらリモコンで数字入力。
間違った曲を入れてしまうミスも私は多々あり、
誤入力した予約を取り消したいがあまりに謎ボタンを押して、
友人が気持ちよく歌っている演奏をぶつ切りで止めてしまった苦い思い出も……。
いや、あれは液晶画面に切り替わりたてて、不慣れの時分だったかなあ(遠い目)。
その頃は一緒にカラオケに行く先輩もいたりと、
映画とかより趣味嗜好が分かれずに、カラオケは無難な遊びの部類だった。
今となっては、カラオケに行くのは私はその同級生とだけです。
しかも一年に一度行ったら良いほうかも……。
2時間コース。
昨今まともに歌える曲がない。
新曲を知らないとかではないんです(かつてより今の私は日本のCDをよく聞いている)。
歌える曲が激減したのは、最近私のよく聴く曲、
好きな曲の類が、いずれも難易度が高すぎる。
私レベルの素人がいきなり初めて歌って、まともに歌える曲ではないからです。
まず音域が広すぎる。
(趣味でないのに歌いやすい音域の曲を物色する甲斐性など、むろん私にあるはずもない。)
単に高すぎる曲であれば、キーを下げて設定して歌えば良い。低くても同様。
もっと高かったり低かったりするならば、1オクターブ上げたり下げたり、
自分で調節して歌うことも可能だったが、
音域の幅が広いと、その手のコテ先では太刀打ちが不可能です。
和気藹々と、2人で気楽な罰ゲームをこなしているみたいな空間に。
罰ゲームといっても双方が同じ条件なので、それはそれで面白い……
というか、友人はそれでも歌がうまいので良いんですが、
友人のほうは私の苦戦ぶりを聞かされて苦痛なんじゃなかろうか。
そこは長年の付き合いで、良しとされているけど。
そんなでも懲りずにカラオケに行くのは、昨今のカラオケは映像も音楽もハイクオリティで、
アーティストのPVが見られるのも珍しくない。
音程がとりにくければ、ボーカルサポートがついている。
CDやプロモビデオを流しながら一緒に口ずさむ調子で、
音の良いカラオケを気軽に楽しめる。
私も友人も、音楽全般が嫌いじゃないので、
好きなタイプの音が流れてるだけで、まあわりと幸せだし、
友人に推し曲をさりげなく布教している気分にもなる。
自分自身も、ふだんは辿りつかない、友人の推し曲を知る機会であったりも。
今回失敗したのはJoysoundを選んでしまったからです(ダムでなく)。
薄っぺらい電子音なんですね。
サポートボーカルっておいこれ、ニコニコのボーカロイドでも、もうすこし表情豊かに歌ってくれるぞ……。
おかげでメロディアスな曲も軍歌ばりなノリに。
はもりもコーラスも、ほぼ皆無なので、
大昔のカラオケで声を張り上げる感じに似て、
ほぼ自分の苦しい歌唱力だけで、勝負せねばならず、わたしは大いに悪戦苦闘。
終始、違うんだよこんな曲じゃないんだ嘆かわしい、とぼやいていた。
――これ初めて歌うから、ちゃんと歌えるか分からないから、次の曲を早めにいれて、ごめん、
今までは、わざわざ枕詞で注意喚起してた台詞だったが、
「いちいち言わずに略すけど、チェッカーズとか毎回恒例の懐メロ系以外、
全部、私が初めて歌ってみる曲だから。わざわざ言わないけど、そこんとこ頼む」状態に。
私の場合、終盤にむけて選曲が苦しくなると、アニソンに移行しがちです。
ちょっと前まではアニソンといっても、アニメで流れる部分以外を知らないと、
途中でガラッと曲調が変わって、立ち尽くすことも多かった
(座ったまま歌うので、精神的に立ち尽くす)。
最近はそんな惰弱なカラオケの歌い手のために、便利な仕様が。
アニソンに採用されている曲も、アーティストの曲として入力する場合と、
アニソン設定で入力する場合とでは、収録時間が違っている。
アニソン設定で入力すると、アニメの主題歌に採用されている部分だけが、
アニメ映像で流れる――というバージョンも多いのだ。
(アニメ映像を見ながら好きなアーティストの曲をフルで歌いたい時には、
1分45秒ぐらいでぶつ切りになって、悲しい気持ちになります。)
アニメ視聴で主題歌として耳慣れているだけの私にとっては、格好の志向である。
推しアニメへのお布施にもなりますし。
さっそく『進撃の巨人』一期、リンホラの『紅蓮の弓矢』を選曲したところ、
歌詞が出ない!
いいですかカラオケボックスで歌詞が出ないんですよ!
この曲は都合で歌詞が出ませんという旨の注意書きが、画面に出てきて、
ドイツ語のフレーズが出ないだけなのかと思いなおそうとしているうちに、
まったく一文字も、歌詞が出ないまま曲が進む。
面喰らいつつ、
~♪
踏まれた花の名前も知らずに
地におちた鳥は風を待ちわびる
祈ったところで何も変わらない
明日を変えるのは戦う覚悟だ
屍踏み越えて 進む意思を嗤う豚よ
家畜の安寧 虚偽の繁栄 死せる飢狼の自由を
囚われた屈辱は反撃のコウシだ
障壁のその体、獲物を屠るイェーガー!
ちゃらららんらんら ちゃらららんら(←出鱈目の歌詞すら浮かばなかった)その身をやきながら
黄昏に身を穿つ 紅蓮の弓矢~♪
サンホラで歌詞が絵文字化されてたのは出くわしたことがあったけど、
まさか丸々まったく表示されないとは思わなんだ。
紅蓮の弓矢は好きなオープニングだったので、毎回きちんと見ていた。おかげで、
意外に歌える~あはは!
ポジティヴな私でしたが、
あとでググって確かめてみて、俄然、苦笑い。
紅蓮の弓矢
http://utaten.com/lyric/Linked+Horizon/%E7%B4%85%E8%93%AE%E3%81%AE%E5%BC%93%E7%9F%A2/#sort=popular_sort_asc
その友人とは15年くらい前には、泊まりがけで夜8時間くらいカラオケボックスにこもり、
食事もとらずジュースだけで、ぶっつづけで歌ったこともあります(無論シラフ)。
2人で交代で歌っていくわけなのだが、当時は入力も液晶画面じゃなかった。
分厚い曲集のページを繰りながらリモコンで数字入力。
間違った曲を入れてしまうミスも私は多々あり、
誤入力した予約を取り消したいがあまりに謎ボタンを押して、
友人が気持ちよく歌っている演奏をぶつ切りで止めてしまった苦い思い出も……。
いや、あれは液晶画面に切り替わりたてて、不慣れの時分だったかなあ(遠い目)。
その頃は一緒にカラオケに行く先輩もいたりと、
映画とかより趣味嗜好が分かれずに、カラオケは無難な遊びの部類だった。
今となっては、カラオケに行くのは私はその同級生とだけです。
しかも一年に一度行ったら良いほうかも……。
2時間コース。
昨今まともに歌える曲がない。
新曲を知らないとかではないんです(かつてより今の私は日本のCDをよく聞いている)。
歌える曲が激減したのは、最近私のよく聴く曲、
好きな曲の類が、いずれも難易度が高すぎる。
私レベルの素人がいきなり初めて歌って、まともに歌える曲ではないからです。
まず音域が広すぎる。
(趣味でないのに歌いやすい音域の曲を物色する甲斐性など、むろん私にあるはずもない。)
単に高すぎる曲であれば、キーを下げて設定して歌えば良い。低くても同様。
もっと高かったり低かったりするならば、1オクターブ上げたり下げたり、
自分で調節して歌うことも可能だったが、
音域の幅が広いと、その手のコテ先では太刀打ちが不可能です。
和気藹々と、2人で気楽な罰ゲームをこなしているみたいな空間に。
罰ゲームといっても双方が同じ条件なので、それはそれで面白い……
というか、友人はそれでも歌がうまいので良いんですが、
友人のほうは私の苦戦ぶりを聞かされて苦痛なんじゃなかろうか。
そこは長年の付き合いで、良しとされているけど。
そんなでも懲りずにカラオケに行くのは、昨今のカラオケは映像も音楽もハイクオリティで、
アーティストのPVが見られるのも珍しくない。
音程がとりにくければ、ボーカルサポートがついている。
CDやプロモビデオを流しながら一緒に口ずさむ調子で、
音の良いカラオケを気軽に楽しめる。
私も友人も、音楽全般が嫌いじゃないので、
好きなタイプの音が流れてるだけで、まあわりと幸せだし、
友人に推し曲をさりげなく布教している気分にもなる。
自分自身も、ふだんは辿りつかない、友人の推し曲を知る機会であったりも。
今回失敗したのはJoysoundを選んでしまったからです(ダムでなく)。
薄っぺらい電子音なんですね。
サポートボーカルっておいこれ、ニコニコのボーカロイドでも、もうすこし表情豊かに歌ってくれるぞ……。
おかげでメロディアスな曲も軍歌ばりなノリに。
はもりもコーラスも、ほぼ皆無なので、
大昔のカラオケで声を張り上げる感じに似て、
ほぼ自分の苦しい歌唱力だけで、勝負せねばならず、わたしは大いに悪戦苦闘。
終始、違うんだよこんな曲じゃないんだ嘆かわしい、とぼやいていた。
――これ初めて歌うから、ちゃんと歌えるか分からないから、次の曲を早めにいれて、ごめん、
今までは、わざわざ枕詞で注意喚起してた台詞だったが、
「いちいち言わずに略すけど、チェッカーズとか毎回恒例の懐メロ系以外、
全部、私が初めて歌ってみる曲だから。わざわざ言わないけど、そこんとこ頼む」状態に。
私の場合、終盤にむけて選曲が苦しくなると、アニソンに移行しがちです。
ちょっと前まではアニソンといっても、アニメで流れる部分以外を知らないと、
途中でガラッと曲調が変わって、立ち尽くすことも多かった
(座ったまま歌うので、精神的に立ち尽くす)。
最近はそんな惰弱なカラオケの歌い手のために、便利な仕様が。
アニソンに採用されている曲も、アーティストの曲として入力する場合と、
アニソン設定で入力する場合とでは、収録時間が違っている。
アニソン設定で入力すると、アニメの主題歌に採用されている部分だけが、
アニメ映像で流れる――というバージョンも多いのだ。
(アニメ映像を見ながら好きなアーティストの曲をフルで歌いたい時には、
1分45秒ぐらいでぶつ切りになって、悲しい気持ちになります。)
アニメ視聴で主題歌として耳慣れているだけの私にとっては、格好の志向である。
推しアニメへのお布施にもなりますし。
さっそく『進撃の巨人』一期、リンホラの『紅蓮の弓矢』を選曲したところ、
歌詞が出ない!
いいですかカラオケボックスで歌詞が出ないんですよ!
この曲は都合で歌詞が出ませんという旨の注意書きが、画面に出てきて、
ドイツ語のフレーズが出ないだけなのかと思いなおそうとしているうちに、
まったく一文字も、歌詞が出ないまま曲が進む。
面喰らいつつ、
~♪
踏まれた花の名前も知らずに
地におちた鳥は風を待ちわびる
祈ったところで何も変わらない
明日を変えるのは戦う覚悟だ
屍踏み越えて 進む意思を嗤う豚よ
家畜の安寧 虚偽の繁栄 死せる飢狼の自由を
囚われた屈辱は反撃のコウシだ
障壁のその体、獲物を屠るイェーガー!
ちゃらららんらんら ちゃらららんら(←出鱈目の歌詞すら浮かばなかった)その身をやきながら
黄昏に身を穿つ 紅蓮の弓矢~♪
サンホラで歌詞が絵文字化されてたのは出くわしたことがあったけど、
まさか丸々まったく表示されないとは思わなんだ。
紅蓮の弓矢は好きなオープニングだったので、毎回きちんと見ていた。おかげで、
意外に歌える~あはは!
ポジティヴな私でしたが、
あとでググって確かめてみて、俄然、苦笑い。
紅蓮の弓矢
http://utaten.com/lyric/Linked+Horizon/%E7%B4%85%E8%93%AE%E3%81%AE%E5%BC%93%E7%9F%A2/#sort=popular_sort_asc
2017-06-30 15:22