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夏の行楽シーズンにむけて [な行]

ネット界隈でずいぶん拡散されていたし、NHKニュースでも取り上げられたとかで、
日本での学級避難時における「おかし:押さない・駈けない・しゃべらない」に匹敵する、
テロ遭遇時の行動規範の優先順位である
「Run/Hide/Tell」
こちらはもっぱら知れ渡ってきていますが、
英治安当局がつくった次の動画がとてもわかりやすいです。

https://youtu.be/f_VrwYJawxc
Run Hide Tell: Stay Safe in the event of a terrorist attack abroad
Counter Terrorism Police UK

銃声が聞こえたら~で、聞こえてくる動画の銃声が、
爆竹の音よりもずっと控えめなので、音が相当遠い時点で行動しないと逃げ切れなさそう……
そうなったら隠れるしかないんだな、といった面でもリアルに勉強になります。

逃げるときには、グズグズ躊躇ってる人間を急き立てて、無理にでも連れていくこと、
とはいえ、かれらのおかげで出遅れぬよう、いざとなれば見限って自分は逃げる、
など綺麗言じゃないアドヴァイスの数々。
そういう地に足の着いた忠告部分は、日本のメディアでは省かれて、なぜかきちんと拡散されない。

参考までにこちら↓
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170711/k10011054441000.html
英当局がテロ遭遇時の対処方法まとめた動画を公開(NHKのNews Webの記事)

英治安当局の動画ではテロに遭遇し、万一逃げ切れず隠れる場合におけるキーポイント、
バリケードをつくるとか、袋小路・行き止まりなどに逃げ込まないとか、
携帯の音を消す(マナーモードであるバイブレーションも消す)とか、
いろいろと具体的なアドヴァイスが。

動画後半、
「警察は現場に踏み込んだ時、場合によってはあなたと襲撃者との区別がつけられません」
これはリアルに怖いし、自分を含め日本人は、よく心得ておいたほうが良い部分だなあと。

まず警察は、あなたにハードモードで銃口を向けて接してくるから、
恭順の態度を明確に示し、
急に動いたり叫んだり手を振ったりしては駄目。

下手したら警察に射殺されかねないことを示唆しているのも、親切な動画です。

それにしても英国人って、本当にRouteをルートって発音するんですね(笑)
アメリカ英語はRouteはラウトと発音するので、
(ルートといったらRootで根っこであり、数学の√である)
動画を見て、わーイギリス~と思いました。

*追記:リンクがきちんと作動しなくなったので、張り替えました。