不具合修正報告(*8/27追記しました) [黒十字療養所出版部]
手腐レ風切り貴方まで: 中里友香短編集
先日、アマゾンKindle限定で刊行いたしました、
『手腐レ風切り貴方まで: 中里友香短編集』
こちら、これまでのキンドル版と同様、縦書き、リフロースタイルで配信中ですが、
マイナーな不具合が生ずることがわかりました。
文字サイズにより、まれに改行部分が文頭にあたると、一行アケ状態で出るときが。
え、こんなところで章が変わる?
という行があく場合がありました。
(しかし文字サイズを変更すると直るので、当初は不具合だと把握していませんでした。)
リフロースタイルに良く起こりがちなデメリットなのだと思っていたのですが、
『黒十字サナトリウム』や『黒猫ギムナジウム』では、このような状況にならない。
とすると、これは不具合……。
禁則処理的な何かがうまくいってないのだ。
この不具合、どうして生じていたかというと、
自分は文書作成において、文末改行を通常、Enterキーで行っている。
そのせいでした。
(すべての文末Enterが、章末扱いで表示されるわけではなかったので、
当初は原因が分からなかった。)
一般的に、わたしだけでなく多くの人が文書作成時、
文末改行にEnterキーを使っていると思います。
しかしEnterキーは厳密にいうと、本来、章末に使うキー。
文末の改行はShift+Enterでなくてはならなかった。
これはHPなどの文面を、Wordにコピペすると差がクリアにわかりますが、
Shift+Enterの文末には↓下向きの矢印が出る。
Enterの章末には、よく見慣れた直角に折れた矢印が出てきます。
これを自分は使い分けていませんでした。
Kindleが提供するファイル形式は、限りなくHPなどのフォーマットに近いので、
そこをきちんとやらねばならなかった。
これら文末改行部分を、
Shift+Enterに改めました。
そのうえで動作確認をいたしましたところ、正常に読めることがわかりました。
現在、問題は解消済みです。
また、小説内における傍点の部分が、
フォントサイズによっては適切に表示されない箇所がありました。
そちらも併せて修正いたしました。
現在は、いずれのフォントサイズでも正しく表示されると確認済みです。
いずれも内容には差支えありませんが、リーダビリティを左右するもので、
せっかく早めにダウンロードしてくださった方には、本当に申し訳ありませんでした。
上記の不具合は、いずれも修正済みで、
正常な状態で読めることを確認済みですので、
お手数ですが、これまで購入されたかたは、更新してくださいますようお願いします。
通常は、自動更新になっているかと思いますが、
念のため、更新のやりかたを記しておきます。
*追記しました。2017/8/27---------→(ここから)
上記の方法では更新されないことが分かりました。
(上記の打ち消し線部分は、端末の同期設定のやりかただ……。)
正しくはこちら→本の自動更新をオンまたはオフにする
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201252670
ご自身で本をすでに購入しており、自動更新にしないで改訂版を確認したい場合は、 「お問い合わせ」のページから Amazon までご連絡ください。 Amazonがお使いの端末に改訂版のコンテンツをお送りします。 もう一度購入する必要はありません。
詳しくはこちらも参照してください。
「電子書籍の改訂版はどこで入手できますか:
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/A1RGGPBKDR1BPZ」
←---------(ここまで)追記しました。2017/8/27
上記のやり方で改定版を入手することによって、
あらたにKindle料金が課せられることはありません。
(お使いの通信環境によっては、通信費用が掛かる場合があります。)
なお、化粧扉や章扉などのカラー画像は、
スマフォおよびタブレット端末の場合、
ダブルクリックで、想定された画面いっぱいのフルサイズで見られることを動作確認しております。
指でスワイプしてリサイズするのではなく、ダブルクリックです。
これはKindle側の仕様によるものですので、
ダブルクリックをして見てみてください。
~付記~
ミスプリントと違ってあとから修正可能なケースが多いのは、
kindleの利点ですので、
なにかお気づきの点、深刻な不具合等を見つけましたら、
お手数ですがこちらまで、御一報をお願いいたします。
→http://www012.upp.so-net.ne.jp/blackcrosssanat/sendmessage.htm
2017-08-22 23:04